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エルメス「プレード アヴァロン」ルイ・ヴィトン「プレッド カラコラム」

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エルメスのプレード アヴァロンとルイ・ヴィトンのレッド カラコラム

今年の冬はいわゆる「暖冬」。全国的に、平年よりも暖かくて降雪量も少なかったようです。まだ肌寒さののこる折、肉厚で見た目にも暖かそうなブランケットをご紹介するのは、我が家では年中使う“ある理由”があるからで。
手に入れたのはいまから12、13年前。当時まだ、ハイブランドが「カーサ・コレクション」を展開するようなことはなくて。ブランドのブランケットが欲しくても、この2ブランドくらいしか見つからない、そんな“時代”だったと思います。さらに、まだ会社員であった僕です、自宅を彩るアイテムなぞ買える身分では到底なかった。それでも僕が、ブランケットを所望したのは『キャディバッグをくるんで、クルマに格納する』ためでした。

エルメスのプレード アヴァロンとルイ・ヴィトンのレッド カラコラム
エルメスのプレード アヴァロンとルイ・ヴィトンのレッド カラコラム

当時「(ポルシェ)911の頂点」と呼称していた997後期型GT3に搭乗しており(この“後期型GT3”っての重要なので、詳しくはJPRIMEにて笑)どうしても傷つけたくなかった。同ブランドのビーチタオルで代用していた頃もあったのですが、コットン生地は夏っぽくてラグジュアリーさに欠ける気がして。「クルマはファッションの延長線上」を提言していた僕ですから。キャディバッグの緩衝材にも最上級にこだわりたい!と、そう考えたのです。
厚手のウール生地は傷つかないし、見た目にもお洒落! ほかに同じことをする御仁もいないだろうし、勝手が分からないだろうから、ゴルフ場についても自分でクルマから出したりして(笑)。インテリアとしても優秀で、白配色の多い自室でも、黒内装の911にもよく映えました。

もちろん誰かが同乗するときや自室で、ブランケットとしても使うこと多数ありましたが状態はご覧の通り。使用頻度はそこそこあるのに、なにぶんモノとして上質で、端の縫い合わせもしっかりとテンションを残したままで、毛玉もできていない。しっとりとした肌触りは10年以上経ったいまでも持続中なのです。なにより、自分だけの使い方を見出したときの愛着は比類のないものですね。

“ゴルフ好き2シーター操縦士”のこだわり

エルメス「プレード アヴァロン」ルイ・ヴィトン「プレッド カラコラム」

戸賀の愛着

ながらくメンズファッションシーンに身を置く戸賀による、自腹を切って買った『私的名品目録』を認めて参ります。とはいえ、様々な媒体で語られているような、客観的なアイテム紹介をするつもりは毛頭ありません。完全主観の“徒然なるままに”スタイルで、戸賀にとってのお気に入りポイントやエピソードを盛り込んだ“愛着”の深掘りができればと思っております。

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